[2013年06月22日]

昼顔は摘まぬ花なり石の門

中村苑子(1913~2001)

昼顔が夏の季語。旋花(ひるがお)、鼓子花(こしか)も同意の季語です。
この花は、ほかの花が夏の暑さにあえいでいても衰えることが無く強さが目立つのは根が深いからです。
ヒルガオ科の多年草。道端や野原などのどこにでも見かけるつる性の植物。茎は地上を這いながらどこにでも巻きつきます。朝顔に似た淡い紅色のすっきりした花を咲かせます。花の大きさは5センチほどで朝顔より小ぶりです。朝顔は名前のとおり、朝だけ咲きますが、昼顔は日中に咲きます。
この句は、お寺でしょうか、石の門の近くに咲いている昼顔を勝手に摘んではいけないと詠っています。お墓に入っている人が見ているからでしょうね。大事に咲かせている様子がよくわかります。
作者なかむら・そのこの紹介は、2005年3月25日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・今日は3日ぶりに晴れて、富士山がぼんやりと見えています。午後4時半頃に世界遺産に決定すると言うことで山梨県と静岡県は大騒ぎでしょうね。

投稿者 m-staff : 2013年06月22日 09:01

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