[2013年06月24日]

橋ありて水なかりけり額の花

高橋淡路女(1890~1955)

額の花が夏の季語。額紫陽花、額草、額花も同意の季語です。
紫陽花の咲いているそばで、ひっそりと花を咲かせているのが額の花ですね。額の花は、額紫陽花の花の略です。ユキノシタ科の落葉低木で、紫陽花の基本種のひとつです。額は、山峡の日蔭や渓流のほとりなどに自生しています。初夏から仲夏にかけて咲きついでゆきます。花の中心に、多数の花をつけてそれを白色の胡蝶花が額縁のようにぐるりと取り囲むように咲くので、この名前があります。紫陽花の原種ですが、華麗さはありません。清楚で素朴な感じが好まれます。
この句は、額の花といえば水を連想しますが、その水が干上がった川の橋を持ってきて、額の花を際立たせると言った手法で表現しています。
作者たかはし・あわじじょの紹介は、2006年6月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・昨日行われた都議選の民主党は、今日の掲句のように、橋があっても水が無い、という状況でしょうか。7月の参議院選挙の結果も惨敗が予想されますね。

投稿者 m-staff : 2013年06月24日 09:43

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