[2013年07月03日]

雲の峰裏は明るき入日かな

内藤鳴雪 (1847~1926)

雲の峰が夏の季語。入道雲、積乱雲、峰雲、夕立雲、雷雲なども同意の季語です。
この季語は、陶淵明の詩句から取られたと言われます。夏の雲のもっとも発達した積乱雲のことを言います。垂直に大きく盛り上がり、山か塔の形をしています。巨大な積乱雲を山に例えています。頂上部分は、ほつれており、平たく見えます。水滴や氷から出来た雲で、雷、驟雨、ひょう、突風などが起きます。近頃では竜巻も注意しなければなりませんね。
この句は、まことにおおらかで風格があります。夏の夕方に、西の空に入道雲が高々と覆っています。しかし、その裏には。沈みつつある太陽の明るく照らされています。我が家ではこのところ、ベランダから西の空の富士山の向こうに入日が落ちてゆきます。
この句は、1909(明治42)年刊行の「鳴雪句集」に所収されています。
作者ないとう・めいせつの紹介は、2007年1月1日を参照。
(出典:大岡 信著「続 折々のうた」岩波新書、1981年刊)
・東電は、柏崎刈羽6,7号機の「原発再稼動申請」を表明しました。経済産業省はOKしていて、地元を説得するとか、ふざけるなと言いたいですね。まだ福島の原発事故が終息していないのにとんでもない話です。


投稿者 m-staff : 2013年07月03日 09:33

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