[2013年07月17日]

声あげて蝉夕風にさからひぬ

中村汀女(1900~89)

蝉が夏の季語。初蝉、蝉時雨、夕蝉、夜蝉、山蝉、にいにい蝉、油蝉、みんみん蝉、熊蝉なども同意の季語です。
夏にお馴染みのみんみん蝉が鳴き始めました。まだ鳴きはじめたばかりですが、これがもう少しすると煩いぐらいになりますね。
蝉の種類は本州で14種類と言われていて、平地では普通9種類ほど見られます。一番早く出るのは松蝉で春蝉とも言い、4月末ごろには出ることがあります。次は、にいにい蝉、みんみん蝉で、そのあと油蝉、熊蝉、ひぐらし、つくつくぼうしと続きます。俳句では、はかないものの命、あるいは蝉時雨の盛んに鳴いた後の静けさなどがよく表現されています。この句は、夕風に乗って、蝉が大合唱をして元気に泣いている様子がうかがわれます。
同じ作者に次の句があります。
おいて来し子ほどに遠き蝉のあり  汀女
遠くで切々と蝉が鳴いています。置いてきたこどもは今頃どうしているのでしょうか、と親は感じています。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005 年1月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・アメリカのオールスターゲームは、いつも見ても力と力のぶつかりあいで迫力がありますね。もう松井やイチローの顔は見えません。ちょっぴりの寂しさ。

投稿者 m-staff : 2013年07月17日 09:35

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4477