[2013年07月19日]

母に声かける土用の草の中

廣瀬直人

土用が夏の季語。土用前、土用入、土用太郎、土用二郎、土用三郎、土用明なども同意の季語です。
昔から陰陽五行説では、春は木、夏は火、秋は金、冬は水が支配するとしています。また、各季節の終わりを土が18日間支配するとしています。これを土用と言い、1年に4回あります。夏は小暑後の13日から立秋までを言います。
このうち夏の土用だけが一般に「土用」と言われ、もっとも暑さが激しく、士気が盛んな時です。夏の18日間が暑中であり、農家の耕作上の都合から、この時期が土用として一般化されました。
この句は、作者のお母さんが一生懸命に田んぼの草取りをしているところに通りがかって声をかけています。まさに暑い盛りに様子が伝わってきますね。
作者ひろせ・なおとの紹介は、2006 年2月6日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・鰻の蒲焼は、もう庶民の食べられる範囲を越えてしまいました。様々な「もどき」が出現しているようですね。町の鰻やさんの数が激減しています。

投稿者 m-staff : 2013年07月19日 09:19

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