[2013年08月07日]

急ぐ雲急がぬ雲に秋立てり

細見綾子(1907~97)

秋立てりが秋の季語。立秋、秋来る、秋に入る、秋を迎ふ、今朝の秋、今日の秋なども同意の季語です。
陽暦の8月7日は、立秋で24節気のひとつ。この頃は暑さのピークで、立秋が過ぎれば暑さも少しずつ下がり始めます。さて、今年はどうでしょうね。
化石エネルギーを大量消費していることにより、地球の温暖化が進み、「世界の各地で洪水や旱魃が起り、世界大戦並みの大混乱が起る」という識者もいます。地球の滅亡を防ぐには人類はあまりにもそれぞれの我欲に狂っていますね。
それにしても、まだまだ暑さの盛りは続くわけで、残暑に苦しめられます。実質的には夏ですが、どことなく秋の風情が漂ってきます。「今朝の秋」は立秋の朝を言います。朝はさすがに秋の気配がしますね。
この句は、ぼんやりと流れる雲を見て、そういえばもう時間は秋を呼んでいると詠っています。この繊細な感覚が俳句なのです。
作者ほそみ・あやこ紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・立秋とはいえ猛暑ですね。あと1週間は続きそうです。どうぞお体をおいといください。

投稿者 m-staff : 2013年08月07日 09:41

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