[2013年08月18日]

老いしともおもふ老いじと思ふ陽のカンナ

三橋鷹女(1899~1972)

カンナが秋の季語。花カンナも同意の季語です。
鮮やかでエネルギッシュな花の色がこの花の最大の特徴でしょうね。
カンナ科の多年草。公園や道路沿いでよく見かけます。高さは普通1~2メートルほどで、中にはもっと小さいものもあります。花期は7月からで11月まで咲いているものもあります。花の色は、濃い紅色、赤、橙黄色、黄色などが見られます。
太陽の下のカンナを見ながら作者は、自分の老いと、老いたくない自分の気持ちが交差しています。「老いし」はひらがなで「おもふ」、「老いじ」は漢字で「思ふ」、と微妙に差をつけて心の中の違いを表していますね。カンナの強烈な赤色を見ていれば生命力とそれに追いつかない老いの哀しみとが浮き上がってきますね。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005 年2月26を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・高校野球は初出場組が活躍していますね。番狂わせが生まれるでしょう。

投稿者 m-staff : 2013年08月18日 10:08

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