[2013年08月21日]

はたはたのをりをり飛べる野のひかり

篠田悌二郎(1899~1986)

はたはたが秋の季語。ばった、きちきちも同意の季語です。
草むらを歩いているとぴょんぴょんとばったが飛び出してきます。
ばった科の昆虫で、俳句では、はたはた、きちきちとも言います。これは飛ぶときの翅の音から付けられた名前。前翅は巾が狭く、その下に折りたたまれていますが、後翅は広く広がっていて、飛ぶときに役に立ちます。後脚が大きく、跳躍力があります。草食でとのさまばった、しょうりょうばった、きちきちばった、おんぶばったなど日本には40種類のばったがいるといわれています。
この句は、同音の繰り返しが気持ちよく響き、句の空間を広げてくれます。はたはたが舞って「野のひかり」があふれてくる印象がありますね。
この句は、1933(昭和8)年刊行の句集「四季薔薇」に所収されています。
作者しのだ・ていじろうの紹介は、2005年7月26日を参照。
(出典:大岡 信著「第四 折々のうた」岩波新書、1984年刊)
・イチローは、ヒットあと1本で日米4,000本。凄いことを積み重ねたものです。高校野球は準決勝。最後まで目の離せない試合が続きます。

投稿者 m-staff : 2013年08月21日 12:12

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