[2013年08月30日]

子等とまたながき八月きりぎりす

百合山羽公(1904~91)

きりぎりすが秋の季語。機織り虫、ぎすも同意の季語です。
きりぎりすは、美しい鳴き声とはいえませんが、野性的な鳴き方でとても面白く感じますね。暑い昼間に、ギーッと鳴き、一息おいてチョンと鳴きます。それで機織り虫とも呼ばれています。
キリギリス科の昆虫で、体長は3~5センチほど。翅は腹部をつつむようにたたんでいます。
この句のように。夏休み中の子供たちは、既に山や海での遊びを済ませ、家の中でごろごろしています。学校の宿題もまだ済んでいないようですね。1年の中で子供たちと一緒にいることはありません。作者は、限りなく時を刻むかのような、きりぎりすの鳴き声に、8月を強く感じています。
作者ゆりやま・うこうの紹介は、2005 年12月17日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・横須賀は、台風15号の影響でしょうか、強烈な湿気と温度の高さと風の強さです。

投稿者 m-staff : 2013年08月30日 10:47

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