[2013年08月31日]

秋麗の富士に笠雲などいらぬ

榊原風伯

秋麗(しゅうれい)が季語。季語。秋の秋麗(あきうらら)、秋澄む、秋気、秋気澄むなども同意の季語です。
この季語は、秋の晴天のうららかさを言います。春のうらららかになぞらえています。秋高しが天のひろやかさを言うのに対して、天地に光りが満ちている感じを表す季語です。
この句の「笠雲」は、高い山頂付近に出来る笠の形をした雲で、富士山のような独立峰によく見られます。その時の気象条件によっては、末広笠、破風笠、三蓋笠など様々に形が異なります。笠雲も旗雲と同じに全体としては動かないように見えますが、内部では発生と消滅が激しく繰返しています。
この句でお分かりのように、富士山には邪魔な笠雲は要りませんね。
今日は、富士山の閉山式。
(出典:俳誌「炎環」2010年12月号より)
・今朝は。富士山の影がぼんやりと見えます。台風15号は、熱帯性低気圧になりましたね。

投稿者 m-staff : 2013年08月31日 10:10

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