[2013年09月19日]

名月や君かねてより寝ぬ病

炭 太祇(1709~71)

名月が秋の季語。十五夜、明月、満月、望月、今日の月、月今宵、三五の月、芋名月なども同意の季語です。
今日は十五夜。陰暦8月15日の満月。仲秋の名月ともいい、1年中でもっとも尊重される満月です。この頃は空気が澄んで、月の光りも明るく爽快です。ススキを挿して、芋、粟、枝豆、団子などを供えてこの月を祀ります。「雪月花」というように、日本人の代表的な美意識の産物であり、秋の美の代表選手ですね。
この句では一転して、そばに居ないひとりの友だちを思いやって、ひとり月を眺めている境地を詠っています。「寝ぬ病」は、不眠症のこと。君はかねてからそうした病に困っていると聞いていますが、今宵の明月をめでながらいつまでも寝付けないことよ、と友の安否を気遣っています。現代にも通じますね。
作者たん・たいぎ紹介は、2007年7月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・昨日は早めの墓参りで橋本まで行ってきました。2027年にはリニア新幹線の駅になります。周りはマンションだらけの街になりそうですね。

投稿者 m-staff : 2013年09月19日 10:03

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