[2013年09月23日]

石塔の彫れしわが字や秋彼岸

木津柳芽(1892~1978)

秋彼岸が秋の季語。後(のち)の彼岸も同意の季語です。
秋彼岸は、秋分を中日とする1週間で、春の彼岸を単に「彼岸」というのに対して言います。墓参りなどを行います。この頃から暑さは去って、涼しくなってきます。
この句は、自らが彫った墓標に深く感慨を催しています。いずれ作者は、この石の下に入ることになるわけで、生と死をつなぐ接点になります。ましてや墓に彫られている字が「わが字」であれば深く生死のことを考えねばなりませんね。
今日は、秋分の日。秋分は太陽が秋分点を通過するときで、春分と同じに昼と夜の長さが同じになります。春とは逆で虫は地中に潜りだし、水は涸れはじめます。
作者きつ・りゅうが紹介は、2007年8月13日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・朝2時からテレビでニュヨークヤンキースのマリアーノ・リベラの引退式を見ました。偉大な選手でしたね。来年のヤンキースはまったく生れ変ったチームになることでしょう。

投稿者 m-staff : 2013年09月23日 10:04

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