[2013年10月02日]

野に咲きて野菊は雨を待つ色に

稲畑汀子

野菊が秋の季語。紺菊、野路菊、荒地野菊も同意の季語です。
野生化した菊類を総称して野菊と言います。野菊という特定の菊はありません。野路菊は白い花、あぶら菊は黄色、海岸に咲く白色の浜菊、小浜菊、黄色の磯菊をも含めて俳句では、みな野菊として扱っていますね。群生した野菊が風に吹かれている様子は楚々としてとても風情がありますね。
この句は、群生して咲いている野菊が今にも雨が降ってきそうな中で揺れている情景が伝わってきます。何ものにも変えがたい植物の生き様が見えるようです。
作者いなはた・ていこの紹介は、2005年3月20日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・台風22号が東方海上を北上中。上陸はなさそうです。消費増税であちこちに悲劇が生まれそう。事故があった横浜線中山駅のそばの踏み切りはよく通りましたが、いつも緊張させられました。

投稿者 m-staff : 2013年10月02日 09:30

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