[2013年10月15日]

萩零れ湧水絶えず盛り上がる

佐藤博重

萩零(こぼ)れが秋の季語。山萩、鹿鳴草、玉見草、萩散る、こぼれ萩も同意の季語です。
萩はもともと山野に咲いている落葉低木。マメ科ハギ属の総称。可憐な房状の花が枝ごとにしなやかに揺れている様子は、日本人独特の「もののあわれ」に通ずるものとして、多くの俳人に愛されてきました。「万葉集」で歌われる花の中で最も多くすでに万葉時代には栽培されていました。
この句は、一面の萩の原で、零れ始めた萩のそばで、水が絶えず盛り上がって湧いています。湧水ですね。その情景がそのまま心にしみてきます。深まり行く秋を捉えた秀作ですね。
作者さとう・ひろしげの紹介は、2011年8月7日を参照。
(出典:佐藤博重著「初蝶」梅里書房、2005年刊)
・台風26号は今年最強とか、準備に怠りなくといっても、じっと通り過ぎるのを待つばかりですが。そういえば楽天と広島は実によく似たチーム同士です。レッドソックス上原の「タコ踊り」が見られましたね。いつかはつかまりそうです。

投稿者 m-staff : 2013年10月15日 08:40

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