[2013年10月18日]

秋の夜や紅茶をくぐる銀の匙

日野草城(1901~56)

秋の夜が秋の季語。夜半の秋、秋の宵、宵の秋も同意の季語です。
秋の日は、短くて夜は長く感じられます。日の暮れが秋の宵、それから秋の夜になります。虫の声がよく聞こえて、月の光、灯火、雨音なども秋の静かな寂しさをそそりますね。夜半の秋といえばふけわたった秋の夜の感じが伝わってきます。
この句のように、銀の匙(さじ)がゆっくりと紅茶をくぐるときに、秋の夜は色も深まってゆきます。素直に生の喜びを表して共感を生み出していますね。
作者ひの・そうじょうの紹介は、2005年1月9日を参照。
(出典:大岡 信著「第十 折々のうた2」、朝日新聞、1992年刊)
・伊豆大島は火山の島で、住む人にとっては暖かく食べ物がうまく天国でもありますが、ときには地獄になりますね。防災計画の隙を付かれました。亡くなった方々は残念無念でしょうね。

投稿者 m-staff : 2013年10月18日 10:02

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