[2013年10月24日]

日かげれば音冷まじき水の木曽

鷲谷七菜子

すさ(冷)まじが秋の季語。
冷まじは晩秋のころのつめたい、凄まじい感じをいいます。「荒すさ)ぶ」「すさむ」が語源で、もともとは興ざめをする様子の意味です。「枕草子」や「更級日記」などではそのような使い方がされています。その中にはたとえ寒さが基調にあっても、心まで冷え冷えするようなとか、感興もわかないといった主観も入っています。それがだんだんと寒冷の意味で用いられるようになりました。
作者は、長野県の木曽へ旅行をしたときの印象を鮮烈に句に仕上げています。木曽では、日が翳ってくると、いっそう谷川の音がすさまじく聞こえてきた、という晩秋の心持が伝わってきますね。
今日は、国連デー。世界に平和を!
作者わしたに・ななこの紹介は、2006年3月9日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・ワールドシリーズが開幕。レッドソックス対カージナルス。ボストンとセントルイスは沸いています。心情的には日本人のいるボストンを応援します。台風27号、28号の行方にびくびくしています。

投稿者 m-staff : 2013年10月24日 09:25

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