[2013年10月28日]

草虱スカート好きでかくも附く

山口波津女(1906~85)

草虱(じらみ)が秋の季語。藪虱(やぶじらみ)も同意の季語です。
名前にいささか哀れな「しらみ」と付いているように、人の服にとりつくしつこさが一番の焦点ですね。この草の種の散布の一つの方法ですが、うるさいものです。花にはそんなに見所がなく、秋になってできる果実のほうに特色があり、秋の季語になっています。
せり科の2年草。道端に多くあります。60センチほどの高さで、夏になると白い五弁花を笠状に咲かせ、秋には小さな果実となり、道行く人の衣服に取り付きます。これは果実の全面に硬い毛がついているためです。
この句は見たそのままを句に仕上げています。取り付かれたら取るのが面倒でその様子までおかしさが伝わってきますね。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・昨晩は楽天が巨人に負けると今年の日本シリーズは幕を閉じるところでした。田中投手の快投で少し面白くなりました。後は楽天の外人選手の活躍が望まれます。特にジョーンズ。

投稿者 m-staff : 2013年10月28日 08:55

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