[2013年11月01日]

足もとはもうまつくらや秋の暮

草間時彦(1920~2003)

秋の暮が秋の季語。秋の夕暮、秋の夕、つるべ落としも同意の季語です。
「秋の暮」は、秋の夕暮れか、または季節の暮、暮秋のことでしょうか。平安時代から両方の意味に用いられてきました。もともとは暮秋を意味したようですね。しかし、近来はむしろ逆転をして、秋の夕べに用いられるようになりましたが、そこには自づから晩秋の哀れも漂います。
この句は、思い切って素直に「秋の暮」を捉えていますね。秋の暮になるとつるべ落としのお日様は、もう何もいわずに足元を暗くしています。早く家路に帰りましょうね。
この句は、1974(昭和49)年刊行の句集「桜山」に所収されています。
今日は、灯台記念日。足元よりも遠くを照らしてくれますね。
作者くさま・ときひこの紹介は、2005年7月11日を参照。
(出典:大岡 信著「第五 折々のうた」、朝日新聞、1986年刊)
・昨日の午前中は、ワールド・シリーズでレッドソックスの優勝を、夜は楽天が巨人に王手の試合をと野球漬けでした。「たこ踊り投法」の上原が胴上げ投手になり、オルティーズがMVP。
「ボストン・ストロング」を証明しました。楽天の星野監督はしびれるような采配をしました。2日に、東北の仙台で宙に舞うことでしょう。

投稿者 m-staff : 2013年11月01日 09:41

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4591