[2013年11月05日]

信濃柿もろともに山寂びにけり

宮坂靜生

信濃柿が秋の季語。柿、富有柿、次郎柿、渋柿、木守柿、筆柿、こねり柿、十夜柿、樽柿、熟柿、柿の皮、柿もぐ、柿日和、甘柿など多数の同意の季語があります。
「信濃柿」は、小粒で青い実から渋を取ります。熟して霜に当たると赤黄色が黒味を帯びてだんだんと寂びてゆきます。ここでは寂びるのは柿だけでなく、周囲の山々ももろともに寂びてゆきます。いやそれだけではなく、作者自身も周りの風景に合わせて寂を味わっていますね。
この句では、しみじみとした秋の風情の中で枯れてゆく、その土地に自らを照らし合わせて作者は晩秋を楽しんでいますね。
作者みやさか・しずおの紹介は、2007年11月10日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・この時期になると、野球の各球団からは秋風とともに「戦力外」が公表され、ストーブリーグが始まります。中日の井端、巨人の谷などの去就が注目されます。その極北にあるのがマー君の100億騒動ですね。

投稿者 m-staff : 2013年11月05日 09:26

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