[2013年11月14日]

亡師ひとり老師ひとりや竜の玉

石田波郷(1913~69)

竜の玉が冬の季語。竜の髭の実、はずみ玉、蛇の髭の実も同意の季語です。
木の下などの日陰に群生しているユリ科の常緑多年草。または、垣根や庭の下草などとして植えられています。葉は2センチほどで細長く、多く群がって伸びるのでいかにも蛇や竜の髭を思わせます。葉の間から短い花の茎を出して、濃い紺色の球形の実を結びます。
この句の亡師とは、作者の松山での俳句の先生であった「五十崎古郷(いかざき・こきょう)、老師は「水原秋櫻子」です。
作者は、終生この二人に対しては格別の思いを持っていたようです。松山の古郷旧居には、竜の玉が植えられていました。
この句は1968(昭和43)年に刊行の「酒中花」に所収されています。
作者いしだ・はきょうの紹介は、2005年2月13日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた2」、朝日新聞、1995年刊)
・小泉元首相の「原発ゼロ提案」発言には、大賛成。多くの皆さんの賛同を得ることでしょう。あのような危ないエネルギーは、災害国の日本にはいりません。そのためには国民それぞれが考えるべきでしょうね。

投稿者 m-staff : 2013年11月14日 09:22

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