[2013年11月16日]

落葉やや深きところが道らしき

高野素十(1893~1976)

落葉が冬の季語。落葉(らくよう)、落葉風、落葉雨、落葉時雨、落葉掻、落葉籠、落葉掃く、落葉時窓も同意の季語です。
落葉樹は、晩秋から初冬にかけて葉を落としてしまいます。落葉焚きは、落葉した葉を掻き集めて清掃し、燃やすもので三浦でも時々あちこちで燃やしています。近年は、ダイオキシンの問題などから以前のように自由に焚き火ができませんね。季語で言う「落葉」とは、冬季、諸々の木の葉が風に散りゆく様子や木の葉の散り落ちたさまを言います。
この句は、1947(昭和22)年に刊行の「初鴉」に所収されています。
この句は、まるで作者の気合のようなものを感じますね。足音までが聞こえてくるようです。
同じ作者に次に句があります。
蹴ちらせば霜あらはるる落葉かな  素十
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:大岡 信著「第九 折々のうた」、朝日新聞、1991年刊)
・今日は、月1回、横浜での句会です。天気は持ちそうです。

投稿者 m-staff : 2013年11月16日 09:29

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