[2013年11月24日]

地獄耳たて老らくの日なたぼこ

西島麦南(1895~1981)

日なたぼこが冬の季語。日向ぼこり、日向ぼっこも同意の季語です。
冬は、暗い家の中に閉じこもっているよりは、日向に出て温まるのが一番ですね。そのほうが体も心も温み、和みを覚えます。
この句は、小春日和の縁側で「日向ぼこ」をしている年寄りの風景を見つめています。そこでは老人だと油断はなりませんよ。いつでも人の内緒話を聞き漏らさないと地獄耳で構えているのです。自分もそうなりましたが、「老いらく」なんて懐かしい表現ですね。滑稽で俳諧性のある一句ですね。
作者じしじま・ばくなんの紹介は、2005年6月26日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今日は、九州場所大相撲、両横綱の千秋楽相星決戦が面白そう。どちらかが勝ってもまたモンゴルですね。野球がないので読書が進みます。

投稿者 m-staff : 2013年11月24日 09:01

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