[2013年11月27日]

息白くやさしきことを言ひにけり

後藤夜半(1895~1976)

息白くが冬の季語。息白し、白息も同意の季語です。
寒い朝に、自分の息が白く見えると一気に冬が実感されますね。白く息を吐きながら行き交う人に親しみを覚えます。それは寒気の中で生活をしている人が温かな存在なのだと気づかされるからです。息の白さは生命力に満ちた呼吸で冬を生き生きと捉えているからでしょう。
この句もその生命感をよく捉えて表現しています。「やさしきこと言う」がよく効いています。どのような言葉をかけてきたのでしょうか。その中身が知りたいと思わせる余情がありますね。
作者ごとう・やはんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・衆議院を「秘密保護法案」が通過しました。お役人の言いなりの自民党に危うさを感じます。それを選んだのも国民ですが…。

投稿者 m-staff : 2013年11月27日 09:10

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