[2013年12月05日]

忘年や別れてよりは川に沿ふ

岡本 眸

忘年が冬の季語。年忘、忘年会も同意の季語です。
忘年は、1年間の無病息災の感謝と労苦をねぎらうために親しい友人や中間と親睦の会を持つことを言います。
その年の憂さを払うのが忘年ですが、この句では、グループによる忘年会のようですね。いつもながらにぎやかな酒宴も終わり、「よいお年を」といいつつもそれぞれが別れてゆきます。そのときは疲れてもほっとした気分ですね。いささか遠回りにはなりますが、ひとりで川に沿って歩いていれば、われに返って来年のことなどあれこれと考える時間になります。作者は、「日常の歩みの少し後ろあたりに俳句がある」といっていますね。
作者おかもと・ひとみの紹介は、2005年4月14日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・「特定秘密保護法案」が反対の「声なき声」を押し切っていよいよ成立しそうですね。中央官庁の官僚のお膳立てに安倍内閣が乗りました。このツケは大きく残ります。

投稿者 m-staff : 2013年12月05日 09:11

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