[2013年12月07日]

朴落葉落ちてひろがる山の空

森 澄雄(1919~2010)

朴落葉が冬の季語。朴散るも同意の季語です。
朴の木は、日本特産の落葉大喬木で、中には20メートルにも達するものがあります。朴柏(ほおがしわ)とも呼ばれ、葉が大きくて昔、食器の代わりにも使われました。冬になって、この葉が黄褐色になって落ちますが、よく目に付く落葉です。木も葉も大きくて悠然としたものですが、その黄ばんだ落葉が音を立てて落ちる様子はなかなか風情がありますね。
この句は、大きな朴の木の葉が落ちて山の空が明るくなったような印象を作者にもたらしました。よく情景を捉えていますね。
今日は、大雪。24節気のひとつ。雪が盛んに降り出す時期を言います。
作者もり・すみおの紹介は、2005年2月22日を参照。
(出典:黒田杏子著「暮らしの歳時記」、岩波書店、2012年刊)
・今日は朝から調布の姉を見舞ってから、夕方から池袋で「田中先生を偲ぶ2013冬の会」に参加します。つまり鍋を囲んでの忘年会ですね。夜は寒そうです。

投稿者 m-staff : 2013年12月07日 09:00

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