[2013年12月10日]

ふところ手かく深くして老いゆくか

能村登四郎(1911~2001)

ふところ(懐)手が冬の季語。
今ではあまり見られなくなった光景です。懐手は、男性が寒いときに、手を懐に入れていることです。和服でなければできないことですね。たもとの中に入れたり、胸のところに手を曲げて入れたりします。洋服ではポケットに手を入れるのがこれに当たりますね。寒さを防ぐためのものですが、時にはだらしなく映ることがあります。先日、テレビを見ていたら外人がポケットに入れたまま記者会見をしていました。文化の違いとはいえ困ったものです。
この句の作者は、懐手にしみじみとした人生の老いを感じています。「かく深くして」がまことにうまい表現ですね。
作者のむら・としろうの紹介は、2006年8月20日を参照。
(出典:多田道太郎著「おひるね歳時記」、筑摩書房、1993年刊)
・みんなの党から江田前幹事長を中心に14人離脱、新党結成へ。江田さんは、古人がよく言う、顎が張った「裏切り者」の相をしています。このような人と組んでも決してよいことがないと思います。

投稿者 m-staff : 2013年12月10日 09:40

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