[2013年12月13日]

どの家もみな仕合せや干布団

鈴木花蓑(1881~1942)

干布団(ほしふとん)が冬の季語。蒲団、掛蒲団、敷蒲団、羽蒲団、蒲団干す、肩蒲団なども同意の季語です。
蒲団は、年中通して使用しますが、防寒の意味もあって冬の季語とされています。現在のような綿入れの掛け蒲団や敷蒲団が使われるようになったのは、もめん綿の普及した近世からです。それまでは褥(しとね)と呼ばれる藁を芯にした敷物のうえに横たわり、衾(ふすま)と呼ばれる長方形の布の夜着にくるまって寝ていました。寒そう。
時代小説を読むと、江戸の初期ごろまでは綿入れの蒲団は贅沢品でした。現代は羽毛蒲団が主流になりましたね。
この句は、朝からベランダなどに蒲団が干してある光景は、まことにその家族の仕合せを象徴していると詠っています。同感ですね。
作者すずき・はなみのの紹介は、2006年1月27日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・「ワールドカーリングフェデレーション2013」がドイツで開催中。勝てばオリンピックに出場。女子は可能性あり、男子は不可能。実に難しいメンタルなスポーツ競技ですね。

投稿者 m-staff : 2013年12月13日 09:25

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