[2013年12月19日]

ふゆの夜や針うしなうておそろしき

桜井梅室(1769~1852)

ふゆ(冬)の夜がふゆの季語。
この句は、冬の夜に針仕事を終えて、針の数を数えてみれば1本足りなくてどこにまぎれてしまったか、と探すまでの不安な様子が伝わってきます。どこにでもある風景ですね。
誤って踏んでしまったら一大事です。疲れきった冬の夜に、冷たく光る針1本。自然に納得のゆく光景は、今でも人の心に潜んでいますね。
作者さくらい・ばいしつは、石川県金沢の生まれ、加賀藩の刀研師(かたなとぎし)。父も俳人で、少年時代より俳諧に親しみ、高桑蘭桑(たかくわらんそう)の門下生となります。その後、江戸に出てしばらくして京都に住み、その時代の名声を得て、全国に多くの門人を生み出しました。句風は平俗ですが大胆にして自由な趣がありますね。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・新しいパソコン到着。それまでのパソコンはウィンドウズXP、新パソコンはウィンドウズ8.1です。XPが来年4月にサポートが終了するのと消費税の関係で買い換えました。どのような能力を発揮するか楽しみです。都知事も入れ替えになりましたね。

投稿者 m-staff : 2013年12月19日 09:29

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