[2013年12月20日]

冬菜畑同じ本読む姉妹

田中裕明(1959~2004)

冬菜畑が冬の季語。小松菜、体菜、唐菜、冬菜売も同意の季語です。
冬菜とは、はくさい、からしな、あぶらな、こまつな、たいな、みずななどを総称して言います。普通は、9月に種をまいて、冬から春にかけて取り入れ、漬物などにします。枯れている冬の畑に、冬菜畑だけが青く、霜よけが鳴っています。これは、冬の漬物になる野菜で、冬の野に青く見えて気持ちが安らぎますね。
この句は、そのような冬の畑が見えている室内で、肩を寄せ合って、幼い姉妹が「同じ本」を読んでいます。どのような本を読んでいるのでしょうか。窓の外の冬菜と通い合っているような幸福な時間が過ぎてゆきます。「あねいもと」のリズムもいいですね。
作者たなか・ひろあきの紹介は、2011年8月21日を参照。
(出典:清水哲男著「家族の俳句」、主婦の友社、2003年刊)
・いつか起こるであろう「首都直下型地震想定」のM7級以上21タイプが公表されました。そのうち、私の住んでいる一帯は「三浦半島断層群主部地震」タイプに当たります。どこまで準備をすべきかいつも悩みますね。

投稿者 m-staff : 2013年12月20日 09:38

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