[2013年12月22日]

殿の冬至南瓜の巨きかり

皆川盤水(1918~2010)

冬至南瓜が冬の季語。冬至、三至、冬至粥も同意の季語です。
今日は冬至。24節気のひとつ。太陽がもっとも北半球から遠ざかるときで、昼が短く、東京周辺では9時間45分、夜はもっとも長く、同じく東京周辺では14時間15分になります。この日を境にして、昼は長く、夜は短くなってゆきます。昔から「冬至冬なか冬はじめ」と言い、本当に冬の寒さが始まります。
これに合わせて、冬至南瓜、冬至粥を食べ、柚子湯に入る習慣があります。昔は、冬至を年の初めと考えていたようですね。
この句は、殿(しんがり)に出てきた巨大南瓜のあまりの大きさに驚いている様子が伝わってきます。
作者みながわ・ばんすいの紹介は、2005年11月1日を参照。
(出典:大岡 信著「第九 折々のうた」、朝日新聞、1991年刊)
・驚いた。ドイツブンデスリーグの岡崎選手が2ゴール1アシスト。女子ジャンプの高梨、男子フィギュアの羽生選手など。

投稿者 m-staff : 2013年12月22日 09:11

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