[2013年12月26日]

冬濤に思ひやまざる恋といふか

稲垣きくの(1906~87)

冬濤(ふゆなみ)が冬の季語。冬の波、冬浪、寒濤、寒波なども同意の季語です。
冬は西北の季節風が強いので、特に、北西のに開かれた海岸は波が高まり、荒々しく打ち付けます。
冬の相模湾は濤が荒い日が続きます。見ているとまるで白い兎が飛んでいるように見えます。怖気づくのが普通ですね。しかし、その危険をもかえりみずに、恋におぼれてしまうのも人間です。作者はそのような恋をあわれと詠っています。こうした恋を詠うのは俳句では珍しいことです。まるで捨て身の心情が伝わってきます。
この句は、妻子ある人との恋に陥ったときの句で、その熱愛を「人生で、このときほど純度の濃い精神状態はない」と喝破しています。
作者いながき・きくのの紹介は、2006年6月8日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・私の予想が外れました。田中将大投手メジャー進出。楽天の三木谷社長がよく決断しましたね。多くの球団が手を上げそうですから、あとはどこのチームが獲得するか、マスコミが大騒ぎをします。それが楽しみですね。

投稿者 m-staff : 2013年12月26日 09:34

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