[2014年01月02日]

初夢に見し踊子をつつしめり

森 澄雄(1919~2010)

初夢が新年の季語。獏枕(ばくまくら)、初枕も同意の季語です。
初夢は、元日から二日にかけて見る夢を言います。おめでたい初夢を見ることで、その1年の幸福を得たいという願いが込められています。昔は大晦日から元日に掛けて見るものを初夢といっていましたが、大晦日から元日にかけては夜更かしをすることが多いので、今では二日の夜に見る夢を初夢と。言っています。「一富士二鷹三茄子」が喜ばれていますね。
作者が見た初夢は踊子でした。新年というつつしみから、その踊子の姿にも謹んで接する気持ちが溢れるという心情が覗えますね。この句は、1973(昭和48)年刊行の句集「浮鴎(うきかもめ)」に所収されています。
初荷、書初めも今日から始まります。
作者もり・すみおの紹介は、2005年2月22日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・寒風の中を「箱根駅伝」が大手町をスタートして、今や保土ヶ谷を通過しました。富士山がぼんやりと見えています。

投稿者 m-staff : 2014年01月02日 09:58

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