[2014年01月04日]

洗はれて櫓櫂細身や注連飾

大野林火(1904~82)

注連飾(しめかざり)が新年の季語。門飾、環飾、牛蒡注連、飾藁、飾縄なども同意の季語です。
この句は、1958(昭和33)年刊行の「白幡南町」に所収されています。横浜の「本牧海苔場」の前書きがあります。今では、あのあたりは海苔を取る漁師も居なくなり、様相が一変していますね。
この句では、その昔のひっそりとした漁村の正月のたたずまいが見えてきます。家々の戸口に張られている注連飾りの様子がわかります。戸口の近くには長年にわたって使い込まれ、潮で細くなった櫓(ろ)や櫂(かい)が立てかけてあります。それにも注連飾りが飾ってあるのかも知れませんね。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・三が日は、横浜の次男一家4人が泊まりに来て大賑わい。今は普段の二人の生活に戻りました。今年は、お餅が好評で製作者としてはうれしい限りです。

投稿者 m-staff : 2014年01月04日 09:35

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