[2014年01月10日]

心こめて筆試みることしかな

加舎白雄(1896~1973)

筆試みるが新年の季語。書初、筆始、試筆、初硯、吉書も同意の季語です。
筆試みるは、新年になって初めて書や絵を書くことで、主に目出度い詩句を選んで書きますが、多くは2日に行いました。さらに、15日には御吉書三鞠打(ごきっしょさぎちょう)という行事も行われました。江戸時代の寺子屋では、5日に寺子たちが若水で墨をすり、めでたい詩歌を試筆しました。今ではこのような習慣は無いようですね。新年らしい雰囲気の行事でした。
この句は、新年に改まって筆を使った試筆は、心が洗われると表現しています。「ことし」とひらがなにしているのは何故でしょうね。
作者かや・しらおの紹介は、2008年9月20日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・今年一番の寒さ、窓ガラスに結露が少々付いていました。曇りから晴れの予報、温度は日中7度位。寒の間は我慢我慢。

投稿者 m-staff : 2014年01月10日 09:33

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