[2014年01月11日]

鏡餅暗きところに割れて座す

西東三鬼(1900~62)

鏡餅が新年の季語。御鏡、餅鏡、具足餅、御供餅なども同意の季語です。
鏡餅は、神仏に供える扁平な餅で、丸い形が鏡に似ているところから鏡餅と言います。神前に供えてから下げて、歯固めとして食べます。また、柔道や剣道の道場では、鏡開きに割って食べますね。近代以降はだんだんと略式化されて簡素化されましたが、昔、武士が床の間に甲冑を飾り、その前に鏡餅を供えた時代が思い出されます。
この句は、お正月も七草を過ぎて、すでにひび割れてきた鏡餅を詠んだ句ですね。何となく暗いところに置き去りにされている鏡餅をよく捉えています。
我が家で今年撞いた餅は好評で三が日でなくなりました。
作者さいとう・さんきの紹介は、2005年1月18日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今年の4月で宝塚歌劇が100周年を迎えます。あちこちのメディアで宝塚のニュースが露出していますね。私は1回だけ連れ合いと見たことがあります。「清く、正しく、美しく」。悲劇を演じていて、喜劇に見える明るさがいいですね。

投稿者 m-staff : 2014年01月11日 09:29

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