[2014年01月13日]

果敢さの噴水かこむ 春着の群れ

伊丹公子

春着(はるぎ)が新年の季語。正月小袖、春小袖、花小袖、松がさね、若草衣、初衣装なども同意の季語です。
春着は、女性や子供が正月に着るために新しくこしらえた晴れ着を言います。全体に正月の晴れ着で、晴れがましく、匂やかなものです。
この句は、まるで成人の日の女性を指しているようですね。「果敢さ」は噴水を形容しているようでも、女性たちの群れを指しているようでもあります。分かち書きも新鮮な雰囲気を醸し出しています。
作者いたみ・きみこは、1925年高知市の生まれ、俳人・伊丹三樹彦の夫人。日常私詩を目指して、詩人の村野四郎や伊藤信吉からも詩を学びました。俳句は、夫三樹彦の提唱する「リゴリズム、リアリズム、リリシズム」の三リ主義を推進しています。句集に「メキシコ貝」があります。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今日は成人の日。昔通りの15日のイメージが抜け切れていませんので困惑しますね。相模湾には白い船が7艘浮かんでいます。

投稿者 m-staff : 2014年01月13日 10:13

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