[2014年01月15日]

福寿草に日の当たり居り言ふことなし

中村汀女(1900~89)

福寿草が新年の季語。元日草、歳旦華(さいたんげ)、報春花も同意の季語です。
正月を楽しむために盆栽として見かける花。キンポウゲ科の多年草。陰暦の新春に花を開くところから福寿草、元日草などの名前があり、自生するものは凍った土を押し上げて咲きます。もともとは日本に野生をしている宿根草です。菊に似た黄色の可憐でふくよかな花を開きます。朝に開花して夕方には眠る花で丈も短く鉢植えに適しています。
この句は、福寿草に正月の日が照っていて、見ているほうの心が温まるような気持ちを詠っています。それにしても幸福な一瞬ですね。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・寒いなあ、今朝の横須賀は今にも雪が降りそうな天気です。雪が降れば材料が増えて俳句が楽しくなりますね。

投稿者 m-staff : 2014年01月15日 09:15

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