[2014年01月16日]

薮入や鳶の喧嘩もなつかしく

阿波野青畝(1899〜1992)

藪入(やぶいり)が新年の季語。家父入、養父入も同委の季語です。
昔、奉公人が、正月やお盆の16日前後に、一晩か二晩の休暇を得て親元に帰ることを言います。この風習は戦前まで続いていましたが、今では見られなくなりましたね。
藪入は、色々な書き方があります。家父入、養父入、走百病、宿入り、宿下り、六入、十六日遊びなどなど。
この句の「鳶」は、鳶職のことです。土木や建築工事で特に、高い足場の上で仕事をする人を言います。気の荒いのが特徴です。藪入りになって、その人たちのことを懐かしく思い出している様子がうかがえますね。
作者あわの・せいほの紹介は、2005年4月21日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・昨日、横須賀は雪が降りませんでしたが、底冷えがしましたね。伊豆大島や房総の先では牡丹雪が降ったとテレビが報じていました。寒いのが一段落するまで我慢しましょう。

投稿者 m-staff : 2014年01月16日 09:39

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