[2014年01月22日]

音絶えしこの音が雪降る音か

有働 亨(1920〜2010)

雪が冬の季語。六花(むつのはな)、小雪、大雪、深雪、粉雪、綿雪、細雪(ささめゆき)、根雪、雪明り、雪の声、朝の雪、夜の雪、雪国なども同意の季語です。
雪がしんしんと降る夜は、この句のように音絶えし音と表現するのがぴったりですね。雪の上に降る雪は、下界の音を消してゆきます。静寂は深まり、そこへすべてが溶け込んでゆくような感覚を覚えます。この状況を気づいている自分と大自然に囲まれている自分が見事に交響していますね。
また、雪は「雪月花」と言われるように、伝統的に日本の冬の景観の重要な要素になっています。道産子の私としては、雪が降ると子犬のように嬉しくなります。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・ソチのオリンッピックの一番の見ものは、高梨沙羅の女子ジャンプです。怪我さえなければ金メダル。勝たしてあげたいね。楽しみです。道産子がんばれ。

投稿者 m-staff : 2014年01月22日 08:50

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