[2014年01月24日]

塗碗に割つて重しよ寒卵

石川桂郎(1909〜75)

寒卵が冬の季語。寒玉子も同意の季語です。
昔から、寒の内に生んだ卵は、ほかの季節に比べて特に栄養価も高く日持ちが良いと言われています。現在のようなブロイラーといって、餌も一定で大きな鶏舎で飼われている鶏の卵は季節感に乏しいですね。
寒卵の場合は、特に生で飲んで栄養をつけると身体がしまってきます。多くの生き物は、ほかの生き物の生死によって生かされていることを忘れてはいけませんね。
この句は、寒卵はほかの季節の卵とは違って漆を塗った塗碗に重く感じたことを上手にとらえています。さっそく我が家でも寒卵のお世話になりました。
作者いしかわ・けいろうの紹介は、2006年2月8日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・今からヤンキース・田中、レンジャーズ・ダルビッシュの投げ合いはワクワクしますね。W・P・キンセラの野球小説「シューレス・ジョー」(文芸春秋、1985年刊)を読破しました。「お湯のような春の雨のやさしさと、トウモロコシ畑を吹き渡る風のような爽やかさ」を感じました。

投稿者 m-staff : 2014年01月24日 10:03

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