[2014年01月29日]

らあめんのひとひら肉の冬しんしん

石塚友二(1906〜86)

冬が冬の季語。
これはまことに面白い句ですね。作者の茶目っ気が伝わってきます。
ラーメンを「らあめん」、チャーシューの薄い肉を「ひとひらの肉」と表現して、寒い日にラーメンを食べる姿をユーモアで包んでくれます。
全体にいま流行りの豪華な肩の凝りそうなラーメンではなく、いわゆる食堂で昔からのさっぱりした味わいのものに思えます。味は鋭くなくてほんわかとした気分になりますね。そのような情景を17音でまとめて、俳句の奥深さを感じさせてくれる句です。
作者いしづか・ともじの紹介は、2005年10月9日を参照。
(出典:清水哲男著「増殖する俳句歳時記」、ナナ・コーポレート(現ウイズワークス、2002年刊)
・首都圏では、今年もインフルエンザが流行しています。人混みに近寄らないようにし、もし出かけたらマスク、帰ったらうがいと手洗いを必ず行いましょう。

投稿者 m-staff : 2014年01月29日 10:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4683