[2014年01月30日]

かぞへゐるうちに殖えくる冬の星

上田五千石(1933〜97)

冬の星が冬の季語。冬銀河、寒星、凍星、荒星、星冴ゆる、寒昴、天狼、冬北斗、寒北斗、オリオンなども同意の季語です。
冬になると、昴、牡牛、馭者、双子、オリオンなど目に見えて目立つ星座が空に上がるようになり、オリオンを中心にして、いかにも寒い光をきらめかせてくれます。北風が吹き、霜が降りるようになると、強い光を放つようになります。寒星、荒星と言われるのもここから来ています。すべて東から西へ移ります。
この句は、いかにも寒い空を見ていて感ずる気分を表してくれますね。星が増えるわけはないのですが、作者も私たちもそのように感ずるほどの夜なのです。
この句は、1968(昭和43)年刊行の句集「田園」に所収されています。
作者うえだ・ごせんごくの紹介は、2005年1月19日を参照。
(出典:飯田龍太他著「集成 昭和の俳句」小学館、1995年刊)
・嬉しいニュース。理化学研究所の女性研究員がSTAP細胞を作ったことのこと。中身はようわかりませんが凄いことらしいですね。

投稿者 m-staff : 2014年01月30日 09:17

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