[2014年02月09日]

春めくといふ言の葉をくりかへし

阿部みどり女(1886〜1908)

春めくが春の季語。春動く、春きざすも同意の季語です。
季語の「春めく」は、寒気が和らいで、暖かくなったという実感を表しています。また、寒さがぶり返しても、ふと木の芽のふくらみに気づいたり、天地のたたずまいに、動き出している春の気配を感じさせてくれますね。春動くは、その活動の息吹をとらえています。
春きざすは、春の芽吹きから出た言葉で、春めくよりは具体的に使われます。
この句は、実際にまだそこここに寒さが残っている中で、作者は口の中で「春めく」という言葉をぶつぶつと繰り返して早く本当の春が来ないかなあという願望がうかがわれますね。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:「ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句」NHKサービスセンター、2011年刊)
・昨日は、爆弾低気圧が太平洋上を北へ、おかげで台風並みの風と雪とで首都圏はきりきり舞い。横須賀地域も10センチを超える積雪。停電が心配で早く寝ました。モーグルの上村選手がまた4位、おつかれさん。

投稿者 m-staff : 2014年02月09日 09:23

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