[2014年02月11日]

地球儀のいささか自転春の地震

原子公平(1919〜2004)

春が春の季語。
地震を古語では、「なゐ」と言います。(「な」は、土地の意味。「ゐ」は、場所またはそのものの存在を明らかにする意味)転じて、地震のことです。
今日は、東日本大震災から2年11か月目。来月の11日で3年目となります。
この句では、実際に地震があって、ぐらっときて、思わず作者は部屋の地球儀を見たところ、地球儀が「いささか」回るのが見えました。地震ですから大地が動いたわけで、そこから「地球儀」が自転したととらえました。とっさに地球儀に目が行ったのは部屋の中で一番転落しやすいものという意識が常日頃からあったからでしょう。そこでなぜ「春の地震」かといえば、春は唐突にやってくるからでしょう。句全体からそれが感じられますね。
今日は、建国記念日。安倍政権になってから社会システムがだんだん右寄りになってきましたね。
作者はらこ・こうへいの紹介は、2005年1月13日を参照。
(出典:清水哲男著「増殖する俳句歳時記」、ナナ・コーポレート(現ウイズワークス、2002年刊)
・小雪が降っています。天気予報では曇りの予報でしたが、寒い旗日になりました。

投稿者 m-staff : 2014年02月11日 09:19

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