[2014年02月14日]

風を背に歩めば春は来てをりぬ

高木晴子(1915〜2000)

春来るが春の季語。春立つ、春さる、春になる、春の入る、春迎ふなども同意の季語です。
この句は、春になってまだ浅い戸外での散歩でしょうか。寒さが厳しく、冬の気配がそこここに漂っています。風に逆らわずに風に従って歩めば、春の兆しが感じられます。このような自然体で散歩をすれば、季節の変化をいち早く感じられるかも知れませんね。
この句は、春風と歩みが軽やかに響き合って、のびやかな仕立てになっています。まるで余計なものを省いた骨格だけの残ったすがすがしさを感じます。そこに作者のおおらかさを感じますね。
今日は、バレンタインの日。毎年、連れ合いがチョコレートを恵んでくれます。そのお返しは3月12日。
作者たかぎ・はるこの紹介は、2006年3月31日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今年のバレンタインの贈り物は雪です。強い風と共に雪が斜めに降っています。積もりそうな勢いです。羽生君のメダルの色は何色でしょうね。

投稿者 m-staff : 2014年02月14日 09:45

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4699