[2014年02月19日]

念仏のさまよひおつる雪解川

中山純子

雪解川(ゆきげがわ)が春の季語。雪解、雪消、雪解くる、雪解水、雪解山なども同意の季語です。
作者は、金沢市の日蓮宗経王寺の元住職。ここでいう「念仏」は口で「南無阿弥陀仏」と唱え、心で仏心を見るといいます。しかし、尊い仏身も救いとはならずに、さまよい落ちてゆくように見えたのでしょうか。
「雪解川」は、雪解けで水嵩を増した川です。日蓮宗の寺に生まれた作者は数々の不幸に会い、その中で生命感にあふれる作品を残してきました。
今日は24節気のうちの雨水。雪が雨に変わる、雪や氷が解けて水となるという意味です。
作者なかやま・じゅんこの紹介は、2008年11月3日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・ソチオリンピックもいよいよ大詰め。メダルの夢の実現に向けて、浅田真央の登場です。かねてから読みたかった村上春樹の壮大なファンタジー「1Q84」(全3巻)を読破。語り口のうまさに感心しました。

投稿者 m-staff : 2014年02月19日 09:51

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