[2014年02月20日]

冬帽の男多喜二の死を知らす

山岸巨狼(1910〜97)

冬帽が冬の季語。冬帽子も同意の季語です。
冬帽子には、様々な種類がありますが、ここでは毛糸帽子、雪帽子を想像しますね。
この句は、冬の句ですが、今日は、小林多喜二の命日(1903〜33)。
多喜二は、小説家、秋田県の生まれ、小樽高商(現小樽商科大学)を卒業。初めは人道主義的な小説を書き、のちプロレタリア作家として活動しました。官憲の拷問によって虐殺されたことは人々の意識に新しい。代表作は「蟹工船」「不在地主」「工場細胞」「党生活者」など。
この句は、実際の体験に基づく後年の先品です。見たそのままですが、ずっしりと心に伝わってきますね。
作者やまぎし・きょろうは、北海道余市町の生まれ、札幌市で余生を送りました。俳句は、風土に根ざした北方季題の発掘と啓蒙に尽力しました。結社「葦牙(あしかび)」を主宰して、「北方季題選集」を公刊。句風は平明で北海道の風土に富んでいます。句集に「雪鳴る」があります。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・ソチ五輪女子フィギュアの浅田真央選手は、心と身体が一致しない状態。心では飛べる、でも身体はそれを拒否。女子3人にはつらいショートプログラムでした。スノボー女子パラレル大回転の竹内選手は道産子。よくやったね。

投稿者 m-staff : 2014年02月20日 09:38

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