[2014年02月28日]

善き人の皆先に逝き花しきみ

榊原風伯

花しきみ(樒)が春の季語。樒の花、からばしの花、かうしばの花、はなしばなど同意の季語です。
樒の花は、暖かくなると、枝の上の葉の付け根に淡黄色の花が群がるように咲きます。木の皮や葉の乾燥させたものを粉末にして線香の材料として使います。仏前や墓に供えるので墓地や寺院などに植えられています。秋になって結ぶ実が有毒のために「悪しき実」が転じて「しきみ」の名前がついたと言われています。艶のある葉は、冬の間みずみずしく映りますね。
この句は、「神に愛されるものは早死にする」という古い言い伝えを読んで作られました。それにしても私の経験では善い人ほど先に逝きますね。横浜句会では、2月2日に病気で俳句仲間が、また昨年の11月に続いて亡くしました。二人とも本当に気の優しい方でした。ご冥福を祈ります。合掌。
(出典:俳誌「炎環」、2010年5月号より)
・嫌な2月も今日でお終い。明日から3月、何かいいことあるかしら。何よりも野球が始まります。それが一番うれしいですね。

投稿者 m-staff : 2014年02月28日 09:32

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