[2014年03月02日]

卒業子ならびて泣くに教師笑む

森田 峠(1924〜2013)

卒業子(そつぎょうし)が春の季語。卒業、卒業式、卒業生、卒業歌が同意の季語です。
3月になるとどの学校でも卒業式が行われますね。私の場合は、小学校は札幌、中学校と高校は旭川、そして大学は東京。はるかな昔ですね。
その時につらいのは、一緒に勉学した仲間や先生との別れです。上の学校に入ればまた新しい仲間との出会いが待っています。社会に出た人にはさらに大きな人生のドラマが待っています。決められた学業を終え、成長をしたわが身を誇りに思い、未来への希望とともに、過ぎ去った日々に思いをはせます。
高校の教師をしていた作者の経験からこの句が生まれました。ようやくてこずらせた生徒が泣いて先生にすがってくるのを横目に見て、教師としての安堵感が感じられますね。作者は昨年6月に冥界へ旅立ちました。
作者もりた・とうげの紹介は、2006年1月19日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・マー君、イチロー、黒田のヤンキースオープン戦を見ました。マー君は順調に仕上がっている印象。怪我がないように祈っています。ジャンプ女子の高梨沙羅がワールドカップ2連覇達成。見事。

投稿者 m-staff : 2014年03月02日 09:37

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