[2014年03月09日]

つばめつばめ泥が好きなる燕かな

細見綾子(1907〜97)

燕が春の季語。初燕、乙鳥(つばめ)、岩燕、飛燕(ひえん)、玄鳥(つばめ)、つばくろ、つばくらめなども同意の季語です。
燕は春になると南のほうから飛来して、人家の軒先などに巣を作り、秋になるとまた南方へ帰っていきます。
ツバメ科の夏鳥で全長は16から20センチほど。よく見ると、上面は黒色で、額とのどが赤く、腹の部分が白くなっています。尾が長く二つにわかれ、いわゆる燕尾(えんび)になっていますね。燕尾は雄が長く、雌がそれより短いのが見られます。
この句は、歌うように、リズムよく流れるように、燕の特徴を捉えています。素早く身をひるがえして飛ぶ燕が「泥が好き」かどうかはわかりませんが、きっと作者はその姿を見たのでしょうね。このフレーズが際立っています。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」、創元社、2003年刊)
・11日に3年目を迎える東日本大震災関連のニュースで、新聞、テレビなどのメディアが様々な番組を報道しています。それにしてもまだまだ復興していません。いつまで仮設住宅で暮らせというのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2014年03月09日 08:55

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